RCI
RCIはrank correlation indexの略で、 時間と株価に順位をつけて「買われすぎ、売られすぎ」を判断します。 式は少し複雑ですが、考え方はなかなか面白いです☆
RCI = d = 日付順位から株価順位を引いた値を2乗し、合計したもの n = 適した任意の日数 となります。 dについては説明しにくいので、下例をみてください。
株価順位は、その期間内の高値から1、2、3・・・とつける。 表の5日間のRCIを求めてみます。 dは([日付順位] - [株価順位])2の合計になりますので、34になります。 (表一番右の列の16 + 0 + 1 + 1 + 16のこと) nはここでは5日間としてますので、5です。 RCIの公式に代入すると、 となります。 これを次は2日目〜6日目というように1日ずつずらして計算し、線で結べばできあがりです☆ RCIは計算式の関係上、-100〜+100の範囲内で推移します。 売買シグナルもRSIやストキャスティックスと同じような考え方で、 -70〜-80%以下で買いシグナル、70〜80%以上で売りシグナルとなります。 おもしろい指標なんですが、 証券会社のテクニカル分析ではほとんど見かけないのがちょっと残念です・・・。 |
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